ナチュラルヘアの人にとって、何時間もかけて髪を洗い、スタイリングしたのに、髪を濡らせない、あるいは濡らしたくないという理由で夏の楽しみを逃すほど、もどかしいことはありません。でも、ナチュラルヘアで泳ぐことは、面倒な作業である必要はないのです。確かに、定期的に泳ぐなら髪のお手入れは増えます。それでも少し気を配り、前もって準備すれば、心配せずに泳げるはず。毎日泳ぐ人も、夏に時々水に入る人も、水泳をする人向けの習慣を取り入れれば、髪の健やかさを保てます。
夏はもちろん、一年を通じて泳ぐときにナチュラルヘアを守るための、専門家が勧めるヒントをご紹介します。
専門家の紹介
Camille Friendは、20年以上の経験を持つ、アカデミー賞にノミネートされたヘアスタイリストです。最近では、ハリー・ベイリーが出演した『 The Little Mermaid』のヘアを担当しました。
Leysa Carrilloはカーリーヘアとヘアカラーの専門家で、MizaniとRedkenのアンバサダーを務めています。また、カーリーヘアについて学ぶワークショップForever Curlsの創設者でもあります。
Blair Murphy-Rose医師(MD、FAAD)は、Laser & Skin Surgery Center of New Yorkに所属する認定皮膚科専門医です。
スイムキャップをかぶる
プールの塩素やそのほかの化学物質から髪を守りたいなら、スイムキャップは欠かせません。「塩素は皮膚への刺激物で、保護する役割を持つ天然の油分を奪い、乾燥、もろさの増加、変色を引き起こすことがあります。キューティクルが浮くと、乾燥ともろさが悪化し、髪が切れやすくなることがあります」とMurphy-Rose医師は説明します。
ありがたいことに、スイムキャップは大きく進化しました。昔のキャップは、髪を濡らさないという唯一の役割すら十分に果たせないことがありました。今は種類がはるかに豊富で、おしゃれなものもあります。ただし、フィット感は今でも当たり外れがあり、購入前に試着して、ぴったりとずれずにかぶれるか確認できるとは限りません。キャップをかぶるかどうかは、最終的にはあなた次第。水を完全に防げないなら、不要なお金をかけてもあまり意味がありません。ブレイズやロックスの人には、黒人が経営するブランドSoul CapのLarge Swim Cap For Long Hairもおすすめです。
紫外線から髪を守る
「有害な紫外線から髪を守ることはとても大切です。髪の質感や色を損なうだけでなく、頭皮や肌にも長期的な害を及ぼすことがあるからです」とCamille Friendは言います。
髪を幅広く守りたいなら、FriendはColor WowのDream Coat Supernatural Sprayのように、熱と紫外線の両方から保護する製品を勧めています。この広がりを抑えるトリートメントは、髪を紫外線から守り、湿気や熱への保護剤としても働くので、ストレートヘアもカーリーヘアも美しく仕上がります。
泳ぐ前に髪を濡らす
キャップをかぶらずに泳ぐ場合は、プールや海に入る前に、髪を十分に濡らしてみてください。Murphy-Rose医師はこう話します。「塩素を含む水に触れる前に、きれいな水を髪にしっかり含ませると、塩素水を吸い込む量が減り、ダメージを軽減する助けになります。きれいな水で濡らした後、こっくりしたコンディショナーや洗い流さないトリートメントをつけ、塩素水から髪を守りましょう」
プールに入る前に編むかツイストする
長いナチュラルヘアは濡れると絡まりやすいので、水に入る前にいくつかの束に分け、ツイストするか編んでおきましょう。必須ではありませんが、太陽の下で一日楽しんだ後に洗うとき、もつれをほどきやすくなります。Carrilloは「私は普段、高い位置のお団子やポニーテール、1本の三つ編み、または2本のフレンチブレイドにして、髪が絡まりすぎないようにしています」と話します。
Friendによると、髪を編んだりツイストしたりすると、大量の塩素を吸収することも防げます。
きれいな水で髪をすすぐ
Murphy-Rose医師が勧める方法の一つは、その日の水泳を終えたら、すぐに髪から塩素水を洗い流すことです。泳いだ後、数時間は洗髪できない場合には、特に大切です。髪へのダメージを防ぐため、塩分や化学物質をできるだけ早く取り除きましょう。
コンディショナーで髪を洗う
頻繁に泳ぐ場合、毎回シャンプーするのが最善とは限りません。洗いすぎで髪を乾燥させたくはありませんよね。コンディショナーで洗うコウォッシュは、安心して使える代案です。うるおいを保ちながら頭皮を中心に洗い、きれいな水で髪を十分にすすぎましょう。Carrilloはこう話してくれました。「休暇中など、一日に何度も泳ぐ予定なら、髪をよくすすぎ、シャンプーの代わりにクレンジングコンディショナーで洗います。その後、ヘアマスクにホホバオイルを混ぜて使い、翌日も髪を保護できるようにします。結局泳がなかったとしても、髪はうるおい、スタイリングできる状態になります」
必要に応じてクレンジングシャンプーを使う
普段はクレンジングシャンプーを使わない人も、水泳シーズンには取り入れることを検討しましょう。よく泳ぐ場合でも、頻繁に使う必要はありません。目安は引き続き月に1回です。これらの専用洗浄剤は、塩素を含むプールで髪を覆う成分など、製品や化学物質の蓄積を取り除くために作られています。
ディープコンディショナーを取り入れる
日差しや化学物質は髪をひどく乾燥させることがあるため、泳ぐたびにコンディショニングすることが大切です。泳ぐ頻度によっては、集中的なコンディショニングを週1〜2回まで増やす必要もあります。黒人の髪質に一般的に勧められる、保湿力があり、乾燥や傷みのある髪向けのコンディショナーを選びましょう。Carrilloは髪の水分量を保つため、「コンディショナーかヘアマスクを使い、少量のホホバオイルを混ぜる」ことを提案しています。
洗い流さないコンディショナーでうるおいを閉じ込める
シャンプーやコウォッシュの後には毎回、洗い流さないコンディショナーでうるおいを補いましょう。カールを軽く弾ませる液状タイプでも、髪をコーティングし、より深いレベルでさらなるダメージを防ぐクリーム状タイプでも、好みに合わせて選べます。
Friendは、髪の天然の油分を補い、健やかで丈夫な状態を保つため、ProseのCustom Leave-In Conditionerを勧めています。
プロテイントリートメントを試す
カラーリングやリラクサーによるストレート施術をしている髪には、健やかさを保つためにプロテイントリートメントを取り入れたいところ。緊急の補修が必要になる前に、定期的なお手入れを続けるのがベストです。JoicoのDefy Damage Protective MasqueやOlaplex No. 3などを月に数回使うと、髪の強さを保てます。完全なナチュラルヘアでも、時折プロテインを補うことで丈夫さを維持しやすくなります。Murphy-Rose医師はMalibu C Swimmers Wellness Remedyも勧めています。 これは、髪から塩素、銅、そのほかのミネラルを除去し、さらなるダメージを防ぐために作られています。
泳いだ後は髪をしっかり乾かす
Carrilloは「泳いで濡れた髪のまま寝ないようにしてください」と助言します。濡れた髪で寝ると髪が絡まり、朝のお手入れが大変になるほか、不快なにおいが生じることもあります。マイクロファイバータオルを使えば、髪を素早く乾かし、切れ毛を防ぐ助けになります。
よくある質問
4Cヘアでも泳げますか?
はい、4Cヘアでももちろん泳げます。ただし、塩素によるダメージの可能性から髪を守るため、スイムキャップを着用するのがよいでしょう。
塩素はナチュラルヘアに影響しますか?
塩素は髪に非常に強く作用し、特にナチュラルなカーリーヘアやコイリーヘアには負担になります。「塩素は皮膚への刺激物で、保護する役割を持つ天然の油分を奪い、乾燥、もろさの増加、変色を引き起こすことがあります。キューティクルが浮くと、乾燥ともろさが悪化し、髪が切れやすくなることがあります」とMurphy-Rose医師は説明します。
泳ぐとき、ブレイズをどう守ればよいですか?
ブレイズにしているなら、泳ぐ前に髪を濡らし、特大サイズのスイムキャップを用意し、泳いだ後は髪を十分に乾かしましょう。濡れたブレイズはカビが繁殖する場所になることがあります。
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